【第63回 広告表示アドバイザリー委員会】
■日時 2023（令和５）年10月26日（木）10:00～12:00
■場所 電気通信事業者協会　会議室＋Ｗｅｂ
■議題
（１）Ｗｅｂ広告の個別事案について
（２）実効速度表示状況の確認について
（３）第58回広告表示検討部会（10/16）での検討結果の確認
　　（テレビ広告：５社56広告、新聞広告：１社１広告）
（４）委員会からの指摘に対する各社からの回答について
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（１）Ｗｅｂ広告の個別事案について
・個別に提示のあったＷｅｂ広告について適正性が確認された。
前回62回委員会からの確認を基に検討され、引き続き継続検討とした。
（２）実効速度表示状況の確認について
・年度毎に実施されるMNO事業者の実効速度計測結果の対外公開（Webサイト、
総合カタログ）に係る確認を行った。計測対象MNO3社の公開データの表示
方法等については妥当なものであると確認された。

（３）第58回広告表示検討部会（10/16）での検討結果の確認
・広告表示検討部会での確認結果を受け、検討を行った。
なお、検討結果を、令和５年11月24日付で各社に通知した。
・テレビ広告：５社56広告
３社４広告に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題がある、
１社１広告に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題があるとまでは言えないが、
不適切と思われる内容が含まれているか、表現上の配慮が必要と思われるものがある場合に
該当する、１社に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題はないとした。
・新聞広告：１社１広告
１社に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題があるとまでは言えないが、
不適切と思われる内容が含まれているか、表現上の配慮が必要と思われるものがある場合に
該当する、とした。
　〇　今回の指摘事例
・テレビCM
　指摘事項：注釈の文字が、１行30文字を超えている。
　（自主基準・ガイドライン　第５条　別表８）
・テレビCM
　指摘事項（概略）：割引・無料キャンペーンが設定されている料金プランの広告において『無料期間終了後は対象者により自動的に料金が発生』との注釈が付されているが、「対象者」との記載のみでは、自身がその対象であるのかどうかが端的にわからず不明瞭な表示であり、対象者を明示すべきである。（自主基準・ガイドライン　第６条、第９条）

・テレビCM
　指摘事項（概略）：金融サービス連携型の料金プラン広告における「増やす」の表現について、増える対象が何であるのか（ポイントや金利等なのか）がわかりづらく、端的にわかるような表示をすべきである。　（自主基準・ガイドライン　第６条、第18条別表６））

（４）委員会からの指摘に対する各社からの回答について
・委員会からの指摘に対する各社からの回答につき、テレビ広告３社５広告に
ついて、各社からの回答を得て、１社１広告について継続的に改善の必要を通知
する、また他については改善されているまたは改善が予定されており、問題は
ないとした。
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