総務省情報通信審議会配下の平成24年度IPネットワーク設備委員会にて、ベストエフォート回線を利用した0AB-J電話の「安定品質」を確保するための整理がなされ、その報告書において「ベストエフォート回線を利用した電話である事を区別するために、識別音を挿入する等の措置を検討することが適当」とされています。
しかし、識別音については、過去様々な経緯によって導入されて来たと思われる事から、現状は必ずしも法制度上のルールや業界の自主的な運用ルールがある訳ではありません。
電気通信サービス向上推進協議会の識別音WGでは、現状の識別音の状況および今後電気通信事業者が識別音を挿入する際に配慮すべき事項等を明らかにするため、専門的な観点から検討を行い活動報告をまとめましたので、公表いたします。