第55回広告表示アドバイザリー委員会(2021年11月17日開催)
第55回 広告表示アドバイザリー委員会
日時 2021(令和3)年11月17日(水)13:00~15:00
場所 電気通信事業者協会 会議室+Web
議題
- 通信サービスにおける「学割」呼称について
- 広告素材提出フォーマットの見直しについて
- 委員会からの指摘に対する各社からの回答について
- 第50回広告表示検討部会(11/04)での検討結果の確認
- その他
(1)通信サービスにおける「学割」呼称について
- 予てより検討の「学割」呼称について、前回までの検討結果のまとめを、サイトページにて公表したことにつき報告された。
(2)広告素材提出フォーマットの見直しについて
- 当協議会への広告素材提出時のフォーマットについて、「消費税総額表示」「TV広告における1行30文字以内」などの繰り返しガイドライン違反が行われ易い事項の提出前チェックシートを付加したことが報告された。
繰り返し違反の防止につながることが期待される。
(3)委員会からの指摘に対する各社からの回答について
- テレビ広告2社2広告について、各社からの回答を得て、改善されており問題はないとした。
(4)第50回広告表示検討部会での検討結果の確認
- 広告表示検討部会での確認結果を受け、検討を行った。
なお、検討結果を、令和4年1月7日付で各社に通知した。
- テレビ広告:13社89広告
4社に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題がある、他については、自主基準、ガイドラインに照らして問題はないとした。
- 新聞広告:5社5広告
5社に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題はないとした。
今回の指摘事例
- テレビCM
指摘事項:省略された詳細な条件等について、Webサイト等を案内する表示が行われていない。
(自主基準・ガイドライン 第22条)
- テレビCM
指摘事項:消費者にとって不利益となる事実が音声において省略されている。
(自主基準・ガイドライン 第6条第一号二号 第8条第2項)
・メリット部分のみの音声が強調され、重要な打消し表示が音声にはない場合は、打消し表示の文字記載があったとしても音声の強い印象により打消し表示に消費者の注意が向かない場合もあり得るため、誤認を招かないよう十分な配慮と注意が必要である。